机の上で製品作り。デスクトップファブリケーションの大トレンドは、今年も要注目です。
先日、思わずデスクトップCNCフライス盤「Shapeoko 2」を購入してしまった私なのですが(汗)、これも欲しいかも…。
The MicroSlice | A Mini Arduino Laser Cutter & Engraver.
自宅で組み立て可能なミニレーザーカッターがKickstarterに登場です。
5センチメートル×5センチメートルとワークスペースは小さいですが、れっきとしたレーザーカッター。
紙を切ることもできますし、木材やプラスチックなどを彫刻できます。
こちらArduinoで動くオープンハードウェアで、価格は199ユーロ(2万8,000円)からとかなりお手頃。
メイカーはもちろん、レーザーカッターを試したい方、仕組みを勉強したい方、また自社のノベルティーデザインなどにも利用できるのではないでしょうか。
要注目”SAMURAI MONO FESTIVAL”
2月15日、サムライインキュベーションさんが開催する「SAMURAI MONO FESTIVAL」に登壇します。
はからずとも登壇者には、知り合いの方々がズラリ(笑)
ちなみに私は、クリス・アンダーソンの「MAKERS」や「フリー」、また「シェア」「パブリック」などのベストセラーを手がけておられる、NHK出版の松島倫明さんとのパネルディスカッション。私がとても尊敬している方でして、松原さんの思考や感性、そのメッセージから様々学ばせていただけることを楽しみにしています。
その他パネルディスカッションも超重要テーマが並びます。
「ウェアラブルデバイスが創る近未来」、「大企業のものづくりにおけるクラウドソーシング活用」、「モノづくりベンチャーのファイナンス入門 〜クラウドファンディングとVCからの資金調達〜」、「町工場から見る今後の日本のものづくり」、「ものづくり時代の製品プロデュース〜アイデアを具体化する力〜」などなど。
これを聴かなければ、2014年以降のものづくりは語れないと言ってもいいほどの重要トピック。
現代におけるものづくりムーブメントは、業界を超えて波及します。言ってしまえば、”文明における価値創造プロセスの再構築”を進めているのが、現代の新しいものづくりのトレンドです。
例えばですが、高性能な3Dフードプリンタとレシピ共有サイト・クックパッドの連携は、小売の王・セプンイレブンの最大の驚異となるかもしれません。また、衣類を作るパーソナル3Dプリンタと、オンライン上の衣服のオープンデザインプラットフォームは、飛ぶ取りを落とす勢いのユニクロの最大のライバルとなるかもしれないわけです。
【参考】
・2014年は3Dフードプリンタ元年。99ドルの3Dチョコレートプリンタも
・年内発売!?服を作るパーソナル3Dプリンタ「Electroloom」
ここからも分かりますが、現代は、ビジネスにおける新しいルールが誕生するフェーズにあります。SAMURAI MONO FESTIVALでは、そのヒントを多々学べるイベントになりそうです。
ものづくりに直接関係はなくとも、ビジネスマンにはおススメのイベント。ご興味のある方は是非ご参加ください。