Peerby – how does it work? from Peerby on Vimeo.
共有経済、共同消費の潮流も大きくなっていきます。
30分で近所の人から必要なものを借りることができるiPhoneアプリ「Peerby」。
ペンチ、ドライバーなどの日用工具、アウトドアグッズ、ガーデニンググッズ、スポーツ用品、そして傘などの雨具なども借りれます。
使い方は至ってシンプル。アプリをダウンロードし、借りたいもの打ち込み送信します。対応できそうであれば、Peerbyから近所の人にその情報が配信。
貸し手は、1クリックするだけでその要望に返答することができます。そこで、借り手と貸し手のチャットが開始され、モノを借りるためのコミュニケーションが始まるという仕組みです。この方法で、貸し出し案件の80%が30分以内で完了するとのこと。このスピード感がすごい。
スタートアップ支援を行うTechstarsや社会起業家ネットワーク・アショカ財団などからも支援を受けている注目サービスで、ビジョンは「だれもが瞬時に共同消費にアクセスできる社会」とのこと。
モノのインターネットやスマートマシーンに目がいきがちな昨今ですが、共有経済系サービスからも目が離せません。
【参考】
・空の産業革命が着々。ドローンが「共有経済」を加速させる可能性について
すり足でじわじわ広がる共有経済
photo credit: {Zack} via photopin cc
日本でも大ベストセラーになった書籍「ぼくはお金を使わずに生きることにした」が発売されたのは2011年の11月。
そこから2年以上が経過していますが、昨日の新しい電子通貨SolarCoinの記事に対して、以下のツイートをいただきました。
@socialhiroyuki 《地域通貨》や《マイレージ》という言葉が世に出て、SUICAが普及して、ある意味で《AKBのCD》もその機能を有するようになり、昨今のBitcoinの流れに至るまで、 ずっと興味深く眺めています。既に知人に物々交換だけで暮らしている人もいます。
— 石山 城(ISHIYAMA Joe) (@joe_i) 2014, 2月 9
日本では大きく取り上げられることは少ないですが、”貨幣に依存しすぎない生活”は着実に広がりつつあるのでしょう。
イノベーター理論から考えると、日本で明確にこれらの動きがメインストリームの1本として一般認知されていくのは、2017年、2018年くらいからと予想されます。いずれにせよ、要注目トレンドです。