iRobot社のCEO・ヘレングライナー氏のプレゼンに、無人航空機ドローンビジネスの近未来のタイムライン予測が掲載されていたので、拙訳でご紹介。
・2014年までは「エンターテイメント」と「記録」の分野
→おもちゃ・ホビーグッズ・航空写真
・2015年、2016年は「防衛」と「測定」の分野
→軍事・公共の安全・野生動物・油田掘削装置・風力発電所・携帯基地局・農業・採鉱・架橋
・2017年、2018年は「評価」と「管理」の分野
→状況認識・業務管理・資産管理・従業員管理・モデリング及びマッピング・環境モニタリング
・2019年からは「配達」と「輸送」の分野
→Eコマース・地域の小売業・レストラン・法律書類・医療
ドローンにおける”空の産業革命”は、あらゆる分野に影響を広げていきます。ビジネスマンなら誰もが目をつけておかなければならない領域です。
続々と登場するドローンビジネス
Pipeline Winter 2013 from Eric Sterman on Vimeo.
映像、記録の分野ではもう世界的にいろいろと始まっています。上の動画は、ドローンで撮影されたものですが、なんとも美しい…。
ドローンで撮影した映像を、”動画販売プラットフォームにて販売”なんて動きが、はやく始まらないかな〜と思う今日この頃。かなり巨大なマーケットになりそうですよ。
ホビーの分野ではスマホで操作できるミニドローンなんかも話題を呼びました。これ、子供達には最高のおもちゃでしょう。
【参考】
・3Dプリンタで部品を作り、組み立ても簡単。スマホで操作できるミニドローン「Hex」が人気
またレストランという意味でも、既に試みは始まっています。このように料理をドローンで運びます。今日本でこれをやったら、それ見たさに流行ること間違いなし!(笑)
【参考】
・世界初!イギリスの寿司レストランで利用される空を飛ぶウェイター「iTary」
そして、物流という面では、薬を15分以内で運ぶサービスがこの夏サンフランシスコで始まります。いや〜とにかく熱い。日本からもドローン関連のスタートアップがどんどん出てくれることに期待です。
【参考】
・ついに始まるドローンによる物流革命!薬を15分以内に届けてくれる「QuiQui」