「3DモデルのYoutubeはどこになるのか?」覇権争いがいよいよ本格化しています。
WEBブラウザーで3Dデータを閲覧できるプラットフォーム「Sketchfab」が新しいバージョンをリリースしました。WEBサイトに3Dモデルを簡単に組み込んだり、ソーシャルメディアで気軽にシェアをしたり、3Dデータをアップロードした人をフォローしたりコミュニケーションも取れます。
こちらはリアルなふくろう。試しにクルクルと動かしてみてください。
今後は、大手メーカーも新商品は3Dモデルも見せるという方法が取り入れられていくでしょう。
また、個人間で自分の持ち物を売ったり買ったりというサイトは増えていきますが、写真だけではなく3Dモデリングを掲載するなんてことも普通に行われていきそうですよ。
ECサイトに3Dデータを組み込んで成約率をあげる
「3Dってなんか…イマイチ」「3D関連でうまくいくのは、英語圏の巨大マーケットだけ」
これまで日本においても3Dテレビがオオコケしたり、また世界的にも仮想世界のセカンドライフが失敗したりとあまり良いイメージはありませんでした。
しかし、デジタルファブリケーションの本格普及によって、3Dの世界がいよいよ大きく広がりを見せています。
その手始めの1つが、「ECサイトに3モデリングを載せる」こと。つまり、ECサイトは、写真を載せるだけでなく3Dモデルを載せることがトレンドとなりそうです。
服やアクセサリー、インテリア関係はもちろん成約率は上がると思いますが、日用品やサプリのようなものでさえポジティブな影響を与えてくれそう。
ECはいずれ高度なバーチャルリアリティーと連携をしてきます。あたかも目の前でその商品を見る、またスマホなどのデバイスから商品を触れるなんてこともできるようになっていきます。
【参考】
・IBMの未来予測。今後5年間で私たちの生活を一変させる5つのイノベーション
その前段階として、3DデータをWEBサイトで気軽に見てみるという流れは広がっていきそうです。