クラウドファンディング試してみたいと思ってはいるけど、一歩踏み出せず…。そう考えている方に良い情報です。
私もよく取り上げるKickstarterのプロジェクトですが、まさしく良い意味での”ロングテール現象”が起こっているのが上記のグラフから分かります。
How Kickstarter users raised nearly $1 billion: The really long tail of crowdfunding
メディアなどに大々的に取り上げられる1億円越えのプロジェクトはごくわずか。
例えば、最近で言えば、3Dプリンタ「The Micro」が300万ドル(約3億円)を超えてきていますが、こういうプロジェクトは一握りということです。
【参考】
・199ドルの小さく高性能な3Dプリンタ「The Micro」が11分で資金調達を達成した件
無数の小額プロジェクトが、Kickstarterの資金調達金額を押し上げています。
そして、下のグラフをご覧いただいて分かる通り、最も多い資金調達プロジェクトのレンジは1,000ドル(約10万円)〜5,000(約50万円)の範囲。
こういうデータは、挑戦してみようという気持ちの後押しになりますね。気になっていた方は、是非チャレンジを。
思ったらまずは小さな行動を
PHOTO: Palms with a tree growing from Shutterstock
思ったり、言葉に出すことは大切です。しかし、行動する障壁がここまで下がっている現代において、一歩踏み出さないことは、一歩踏み出すことよりもはるかにリスクが大きい場合が多々あるのが現代です。
クラウドファンディングは、その小さな一歩を支援してくれるプラットフォームとして世界で認識されるようになりました。
小額の25ドルで支援してもらえる報酬を入れ、またプロジェクト金額の30%は、自分たちのコミュニティーからの支援を受けられるようにしておくことが重要です。
具体的に言えば、30万円のプロジェクトを立ち上げる場合、10万円は自分たちの周りの方々から支援を受けられるようにしておくこと。まず、30%を受けられるようにしっかりとプロジェクトを練り込みましょう。
30%集まっているプロジェクトはより、多くの人の目を惹くことができるというデータがあります。資金目標の達成率が高まるだけでなく、PR効果も見込めます。
日本中、世界中に更に多くのプロジェクトが生まれ、大小問わず新しいインパクトを広げてくれることを願って止みません。