オープンソースのレーザーカッターがKickstertarに登場。その名も「Mr Beam」
2つの種類があり、作業スペースが297 mm × 216 mmのジュニアタイプが449ドル(約4万5,000円)から。また、作業スペース594 mm × 432 mmのシニアタイプは、599ドル(約6万円)からとなっています。
紙やゴムはもちろん、
木、そして
このようにレザー(皮)にもキレイに彫刻できます。
レーザーカッターは、何かと使い勝手がよく、デジタル製造機器の中でも最も人気があるもの。しかし、これまではその値段の高さと大きさゆえに、気軽に購入することはできませんでした。
以前ご紹介したMicroSliceはちょっと小さすぎましたが、デスクトップ型でこれだけの作業スペースがあるというのはいいですね。
Etsyのクラフト起業家育成プログラム
Opportunity in the Making. from Our City, Our Story on Vimeo.
レーザーカッターが安く手に入ったとしても、それをうまく利用できなるようにならなければ意味がありません。
“デジタルファブリケーションを身近で感じたり、学んだりする場所がまだまだ少ない”。それが、日本でも大きな課題の1つとなっています。
そこで、世界最大のハンドメイドマーケットプレイスEtsyでは、「クラフトアントレプレナーシッププログラム」というカリキュラムを提供し始めます。
地域のEtsyの売り手をメンターとするクラフト起業家育成プログラムは、地域にたくさんのクラウフト製品の売り手やメイカーを育てることを目的としています。
ちなみに自治体との提携も始まっており、米国ではニューヨーク市などが参加をしています。自治体は、会場の提供や基礎的な知識の講義を担当します。
日本のハンドメイドプラットフォームも、是非、同じような取り組みをしていただきたいものですね。
ものづくり大国日本においても、企業や自治体、各種プラットフォームが連携をしながら、”新しいものづくりの生態系”を作る必要があります。