21世紀の金融プラットフォーム構築競争が始まっている。
「Number26」は、マスターカードとアプリと連携をした新たな金融サービスで、銀行口座をたった6分で開設することができる。
口座を開設する際には、窓口へ行く必要もなく、その場で即ビデオインタビューをし、個人を確認する。
また、入出金情報もリアルタイムでスマホから確認でき、メールやSMSでお金を送金することも可能だ。煩雑な書類の作成も必要なく、ATM利用の概念もない。
更に、使っているクレジットカードを万が一噴出してしまった時なども、アプリ経由でカードにブロックをかけたり、外したりすることも可能。
金融関連サービスも、明快に新たなフェーズに突入している。今後もそのスピーディーな展開から目が離せない。
【参考】
・現金をおろす新たな方法。人がキャッシュを運んでくれるサービス「Nimbl」
ビジネスモデルイノベーションは、金融にまで広がる
PHOTO: hands using mobile banking from Shutterstock
先日、とある地方の金融機関の今後の戦略について話をしていた。今、地方は、21世紀のビジョンを模索している。それは、地方の金融機関も同じことだ。
現在はビジネスが、新たな常識の中で、再構築されている最中であり、それは、地域の経済モデルの変革をも意味する。その”志のカケラ”は、日々Social Design Newsで取り上げている通りである。
金融周りは、各国地域によって事情は様々であるが、テクノロジーにおけるビジネスモデル革命の波は、スピードは違えど、どの領域・地域にも広がっていく。
また、既存の金融機関の今後の戦略としては、新たなサービスを立ち上げるも良し、スタートアップととうまく組むことも良しで、次世代モデルへチャレンジしていくための良いタイミングとも言える。
いずれにせよ、止まっていれば厳しい時代だが、前を向いて動けば、これほどチャンスに満ちた時代はない。