最適な職場環境を”音”で彩る。そのためのサービスは増えているが、視覚が入ってくると、さらにその効果が増していく。
「Defonic」は、仕事環境を最適化する音を流すサービスだが、視覚にまでフォーカスするビデオが興味深い。耳だけでなく、目までこちらに向けてみると、確かにリラックス度は、音だけよりもはるかに大きい。
例えば、川岸から見る夕日。
こちらは、山の小川。
森の風。
適度な音は、創造性や抽象思考を促し、仕事のパフォーマンスを向上させる。ブラウザで開くいくつもの窓のうちの一つは、Defonicのようなサイトというスタイルが、今後普通になりそうだ。
問われるメンタルと職場環境
PHOTO: Reading a book by the sea from Shutterstock
新しい働き方の特徴の一つは、フリーダム。より時間や場所にとらわれにくくなっていき、より自由な方向性へと加速していく。
一方で、問われるのは、自己管理能力であり、自身のメンタルをコントロールするための環境作りだ。
万物の霊長と言われる人間の、現代における最も身近な危機は、多くの場合、メンタルから訪れる。環境や人との関係性の中で生じる、様々なストレスを緩和・統御するための環境作りは不可欠だ。
そのための、職場環境作りのコンサルタンティング、カウンセリングは、日本においても今後様々な方面から求められていくことだろう。
そして、高度なテクノロジーは、人の繊細なる”心”へのアプローチをより強く推し進めていって欲しいものだ。