採用をもっと軽やかかつシームレスに。この分野においても、”モバイルファースト”の波は来る。
リリース間近の「Nimble」は、モバイルに最適化した採用のためのプラットフォームだ。
ドラッグ&ドロップで、採用候補をチョイスし、それを社内でシェアし、皆で評価していける。
また、気になった候補者とは、スマホなどのモバイル端末で、すぐに会話することができ、メールなどの面倒な手続きは必要ない。
また、DropboxやGoogle Appsなどとも連携が可能で、職場のシステム環境に合わせて、利用していくことが可能だ。
ソーシャル・リクルーティングサービスの本領は、モバイル化の文脈に最適化される中で本当の力を発揮していくのかもしれない。
セレンディピティの科学
PHOTO: Group of business people from Shutterstock
偶然出会った幸運、つまりセレンディピティがより緻密に科学されていくのが、これからである。
人生はもちろん、採用においても、セレンディピティの要素は巨大だ。どれだけお金を払っても、最後はある種の偶然の中に身をゆだねるしかない。
しかし、これまで偶然とされてきたものを科学していけのが、これから始まる超高度情報化社会である。シームレスかつリアルタイムのコミュニケーション、またボットソーシングによる出会いのフォローアップにより、これまでよりも更に緻密に出会いがエンジニアリングされていく。
しかもそれは、モバイルファーストを超えて、ウェアラブルファーストでいずれ行われていくのである。
Nimbleのようなコンセプトは、より洗練されていく中で、採用の概念さえも変えていく可能性がある。