ハッピーアワーとは、居酒屋、レストラン、バーなどが、ビールやサワーなどのお酒の割引を行う時間帯。諸外国では、16時〜19時であり、日本でも17時開店であれば、19時までの2時間程度行っているところも多い。
さて、このハッピーアワーのためのアプリが登場した。ニューヨーク発の「Happy」は、60分間、このハッピーアワーを利用して、自分の時間、または友人・知人との時間を作ることができる。
利用方法はシンプルで、Happyでハッピーアワーをやっているお店を検索。近くの良さそうな店舗が見つかれば、アプリから予約する。また、このハッピーアワー60分間を一緒に過ごしたい人を招待することもできる。
マネタイズについての詳細は分からないが、Happyは登録してくれるお店を積極的に募集しており、Happyで顧客が予約した場合、店舗からいくらかの手数料を取る仕組みかもしれない。
さて、先日ご紹介した「The Problem Solver」は予想以上の反響があった。
【参考】
・クリエイティブになるためのビール「The Problem Solver」の斬新な取り組み
クリエイティブのためのお酒と、それを飲みながら語るクリエイティブな場を作る取り組みである。人は、アルコールの血中濃度0.075%になると創造性が豊かになるらしい。
この取り組みとこのハッピーアワーの相性は良さそうだ。17時〜18時の一時間、割安のお酒を少し飲みながらクリエイティブなディスカッションや打ち合わせを行う。そんなカルチャーが生まれてくることは、容易に想像がつく。
現時点で、Happyはニューヨーク周辺でしか利用できないが、日本においても十分に可能性があるコンセプトだ。