アルコールをクリエイティブのために使うという発想。
「The Problem Solver」は、人がクリエイティブになれるアルコールの血中濃度0.075%にするためのビールである。デンマークのビール醸造所「Rocket Brewing Co」とクリエイティブ会社「CP + B」が共同で行っている取り組み。
ビール瓶は750ml、アルコールのパーセンテージは7.1%と少々強めだ。自身の体重に合わせた量を飲むことで、血中濃度を調整。
今後、The Problem Solverで、創造的解決策を見いだすためのブレーンストリーミングセッションを各地で催していく予定だ。そのためのFacebookグループはこちら。
これからのアルコールの立ち位置
PHOTO: 2015 New Years Eve celebration from Shutterstock
若手のアルコール離れは加速している。また、一般にも”ちょい飲みブーム”で、飲む量は、社会的にどんどん抑えられる傾向もある。
もちろんお酒の飲みすぎは、注意が必要で、アルコールハラスメントに関わる問題も、未だに根深く社会に存在している。
一方で、社会は関係性を求めている。朝活や読書コミュニティなど、ポジティブな意味での場作り、関係性作りは、活況を呈している。
アルコールもこういった場への新たな進出の可能性を狙う。パーティームーブメントは、今年も広く支持されるのだろうが、それには乗り切れない…という人も実際のところ多いのではないだろうか。
そういった人にも、”血中濃度0.075%”というキーワードに焦点を当てた、カラダや財布に優しい、生産性を考えた飲み会は支持されるかもしれない。