パーソナルロボットの基本モデルの模索が始まる。
どんなロボットがどこにどのような時に必要なのか。顧客のニーズを汲み取り、場所に合わせて最適なロボットを提供するための世界的な大実験がスタートを切る。
画面の上にアニメーションの女性が映し出されるパーソナルロボット「Personal Robot」がCES2015に登場した。現在、Kickstarterでも資金調達中である。
スマホに付いている基本的なパーソナルアシスタント機能はもちろんであるが、自宅で利用する場合であれば、 料理をフォローしてくれたり、
自宅を監視するセキュリティーガードとしても動いてくれる。
また、皆で食事をした時のカメラマンにもなる。感情も読み取れるので、皆が笑顔になった瞬間の写真を撮影してくれるわけだ。
今後は、特にオフィス用のロボットにも注目したいところ。例えば、次のようなことを全て行ってくれるようであれば、なくてはならない存在になる可能性は高い。
・議事録を取り、整理する
・会議中など瞬間的な情報の検索
・宿泊先や交通機関の予約
・経費処理
・遠隔会議のフォロー
・会議室の予約
・食事の予約
・オフィス用具の管理・調達
ご紹介するPersonal Robotは、実際に、会議中に必要な情報検索のサポートを行ってくれたり、
食事の注文などはできる。また、ソフトウェアの進化の問題で、オフィスのあらゆる問題を優秀な秘書のように解決してくれる日は遠くなさそうだ。
小売り価格は、1,995ドルであるが、Kickstarterからは安く購入できる。是非、以下の映像も見て欲しい。様々なアシスタントロボットが登場するだろうが、目線に近いところにディスプレイがあると確かに便利そうだ。