イベント後、必ず聞く言葉。「こちらの花、持ち帰っていいですよ!」(持ち帰られないものは、捨てます)
花束やフラワーアレンジメントも丁寧に扱えば、かなりの時間、私たちの目を楽しませてくれる。しかし、イベント後のそれらの取り扱いに関しては、かなりアバウトだ。綺麗に整えられた花々は、ゴミとして粗雑に扱われることも少なくない。
そんな問題を解決するための新たなサービスが「rebloom」。イベントに使った花を丁寧に保管し、安く販売、配達までを行う。
販売された花束の売上げの一部は、花を寄付した提供者の希望する慈善団体に寄付されるという仕組み。
花の提供者は、ゴミを少なくでき、寄付行為までできる。安く花を購入できる人にとってはお得で、慈善団体にとっても新たな寄付先の獲得は嬉しい限りだろう。三方良しであり、花の命を伸ばすという意味では、四方良しのサービスである。
米国ニューヨーク、ボストンで始まっているサービスだが、日本においても十分可能性のある事業だろう。