プラットフォームを利用して働く個人の収益性(利益)をいかに高めるか。この辺りをサポートするサービスは、世界的に希求されている。
UberやLyftを使って働く個人のための広告会社「Gas4Ads」は、まさにそれを実現する事業だ。
タクシーに乗った時、企業広告や時にパンフレットが設置されていることがあるだろう。しかし、こういったことは、規模が大きい大手タクシー会社のみができる芸当である。
Gas4Adsは、個人向けにそれを実現する。ローカルスポンサーを獲得し、UberやLyftなどのプラットフォームを利用して働くドライバーに広告をマッチングさせていく。イメージは、このように座席のヘッドレストへ広告を掲載する。
この事業の何が素晴らしいかと言えば、”ガソリン代を稼ごう”というコンセプトだ。広告を出しているクルマが、週ごとに走行距離とガソリン代の領収書とを申請。するとPaypal経由でガソリン代に相当する広告費が、ドライバーに支払われる。
運転事業を行う場合、ガソリン代はどうしてもかかるコストだが、これをタダにできるインパクトは小さくない。
今後は、ディスプレイが渡され、乗客に合わせた広告が配信されていくことだって考えられるだろう。リアルなクルマにアドネットワークを構築していくイメージだ。今後も注目していきたい事業モデルである。
【クエスチョン】
・新たな働き方に関わる”コスト削減サービス”を考えてみよう!