3Dプリンタでモノを作る。そこには、無限のコンテンツ開発の可能性も眠っている。
以前、料理のクリエイティブコンサルティングを行う「TourDeFork」が行ったプロジェクトをご紹介した。
【参考】
・無限のアイデアを3Dプリンタで実現し、コンテンツとして世界に発信するということ
これまでになかった新たな視覚的な食事体験を実現。3DプリンタやCNC工作機等で作れる3Dデータは無料でダウンロードできるようにし、その利用シーンは、次のように写真や動画で広く発信する。
3Dプリンタは、データをモノに移行させる。そして、つくり出したモノは、1つの物語を通すことによって”偉大なるコンテンツ”へと進化する。
この度、ネイルアーティスト古谷葉月氏と映像制作ユニット「+Ring」が、3Dプリンタ「ProJet 660Pro」を利用して、映像コンテンツを創造した。
TRANSFORMING -3D PRINTED NAIL ANIMATION-
「もし、ネイルに命が吹き込まれたら。手の動きに合わせて、次々に色を変えていく。ヒトの意思が、指の先で形になる。爪の上で絶えず姿を変化させる。そんな、まだ見ぬ小世界をお楽しみください。」とあるが、まずはこちらの映像を確認いただきたい。
なんとも感動的だ。コンテンツの未来を考えさせてくれる。ちなみに3Dプリンタで出力した500を超える立体ネイルチップをはじめ、驚くほど多くのオブジェクトをコマ撮りして、映像を作り上げている。
以下は、メイキング映像。
3Dプリンタを利用したコンテンツ作りの可能性を探る取り組みは、これから世界的に広く行われていきそうだ。3Dプリンタは、モノを生み出すだけでなく、これまでにはないコンテンツまでも創造する。
【クエスチョン】
・3Dプリンタで出力したモノを使って、口コミされるコンテンツアイデアを出し合ってみよう!
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