無限のアイデアを3Dプリンタで実現化し、コンテンツ化して発表する。その波動は、国を遥かに超えるインパクトを持つこともある。
料理のクリエイティブコンサルティングを行う「TourDeFork」が行うプロジェクトは、これまでになかった新たな視覚的な食事体験を実現するとういもの。3DプリンタやCNC工作機等で作れる3Dデータを無料でダウンロードできるようにし、その利用シーンはこのように、写真ベースで広く発信していく。
ぱっと見、どのような利便性があるのかは謎である(笑)これら1つ1つが普遍性を持ち、多くの人が利用していくかと言えば、そうではないだろう。が、むしろそれは狙っていることであり、そこにはエンターテイメント性とコミュニケーションというキーワードが散りばめられている。
1枚1枚の写真の持つインパクトは大きく、このように世界が取り上げることになる。つまりは、コンテンツとして優れている。
私たちのあらゆる体験は、コンテンツ化し、世界を流通するようになる。そういう意味でも、新たな料理体験、食事体験というのは、無限の可能性を持ったコンテンツ領域である。