昼間であっても、室内の電気をつけなければならない状況は多い。窓から入り込む太陽光だけでは、光量が足りないからだ。
日中の太陽光を効率的に室内に取り入れ、天然のライトとして利用できたなら…。そんな願いを叶えるのが「Lucy」である。
Lucyは、太陽光を室内に取り入れる球形のデバイス。仕組みはシンプルで、鏡が太陽光を反射し、強い光を室内に入れる。25㎡に必要な5,000ルーメンを越える7,000ルーメンの光量がある。
ふと疑問に思うことは、太陽の移動のこと。東からのぼり、西に沈む太陽。例え、うまく反射位置を考え設置しても、1時間もすれば太陽の位置は西側にずれている。
このデバイスは、太陽光の位置を追うことができるスマートデバイスであるため、太陽が西に移動しても、それに合わせて適切に動いてくれるのが特徴。
ちなみに、Lucy自体も太陽光発電で動くため、電気は必要ない。小売価格は300ドル、事前注文は199ドルである。
環境にもお財布にも優しいコンセプト。支持する人は多そうだ。