通常のレストラン経営の25%の時間が、食事を運ぶために使われていると言われます。
食事をテーブルに丁寧にサーブすることは、サービスとして重要だと考えることもできますが、働き手がますます少なくなる飲食店サイドにとっては、新たな選択肢が必要です。
シリコンバレーのスタートアップ「Bear Robotics」が開発したPennyは、飲食店で食事をテーブルまで運ぶ自動走行システムを搭載したロボットです。見た目は動くテーブルのようですが可愛さもあります。
沸騰するような熱いスープや料理も、安全に運ぶことができます。前に後ろに障害物があれば、ストップしたり、それを避けて通ることも可能。
料理だけではなく、お会計まで運んでいきます。
Pennyは、時間あたり、もしくは月あたりのレンタルでサービスとして提供されていく予定です。従業員を雇うよりも安い金額で導入でき、飲食店の高い経営難易度を下げるための施策の1つとなるのでしょう。
また以下の映像は、飲食店の注文から料理をテーブルに運ぶ全てを自動化するサービスの提供イメージです。まるでレストランが回転寿司のように効率的に運営されていくイメージが湧きます。今後の飲食店運営モデルの1つのビジョンが示されていますね。