日本にもついに登場します。個人間のデジタルものづくりマーケットプレイスrinkak。クローズドβ版の事前登録を開始、7月オープン予定です。
アメリカのShapewaysやフランスのSculpteoが行っているサービスと同じく、個人が3Dデータでデザインしたものをrinkakが高性能な3Dプリンタで印刷し、1個単位で販売するという仕組み。
3Dデータを投稿するデザイナー、クリエイターは利益分の70%を受け取ることができ、30%がrinkakの手数料となります。
3Dプリンタの素材は、プラスチック、セラミック、金属やゴムなどを用意。アクセサリーや生活雑貨、インテリア、フィギュアなどが並んでくることでしょう。
デザイナーやクリエイターが本格的なメイカーとなれるように
このようなC to C(Consumer to Consumer)のオリジナルマーケットプレイスが、今後大きな展開を見せていくためには、プラットフォーム側がいかに売り手を支援できるか?というところなのでしょう。
世界一のC to C型ハンドメイドマーケットプレイスEtsyも、今後商品の量産含め、売り手への支援を手厚くしていく模様。個人的には、rinkakのようなサービスが、いかに売り手を本格的なメイカーになれるよう支援していくか?というところに注目をしたいところです。
また最近、面白いと感じているのは、クリエイターがセンスの良い「自作キット」を販売するプラットフォームDarbySmart。Pinterestを積極利用し、見せ方もとてもクールです。
商品やクリエイターの見せ方が参考になるだけではなく、インスピレーションとして湧くのは、例えば3Dプリンタでできることと何かを組み合わせる「ハイグリッド型の製品作り」を支援できたら面白いということです。
いずれにせよrinkakが、アイデアやオリジナリティー溢れるプラットフォームへと進化していくことを期待したいところ。