ローカルプロジェクトのためのクラウドファンディングサイト「FunderHut」が、シカゴのNPO等を支援する中間支援組織「ChicagoNonProfit.org」と密接な連携をとっていくようです。
Chicago Non-Profit and FunderHut Partnering for Nonprofit Fundraising
NPOなどが、クラウドファンディングを行うというところには、いくつものハードルがあります。「多くの人に共感いただき、資金を集められるプロジェクトにするためには?」という問いから発せられる様々な課題です。
資金を応援してくれた人へのお返し、文章の書き方から写真や動画の撮影、それら全てを行うための体制作りまで、考えることはたくさんあります。
このようなサポートを、NPOを支援するような中間支援組織が親身になって行うことは非常に重要なことでしょう。
今回の連携に関しては、通常、成功したプロジェクトに対してFunderHutが5%の手数料をもらうところを、ChicagoNonProfit.orgのメンバーには、その20%を返納するという流れのようです。
世界的に見ても、NPO×クラウドファンディングの新しい生態系が生まれはじめています。
FAAVOが1周年
日本のローカルクラウドファンディングと言えば、FAAVO。各都道府県に特化したクラウドファンディングサイトを展開しています。この度、1周年を迎えたようですね。おめでとうございます!
今は、8つの県にまで広がっているようです。
これまで70%以上のプロジェクトが成功しており、平均いいね!が300以上。こういったプロジェクトは「資金調達額」というよりも、プロジェクトのPR効果と実績作りの意味合いが大きいわけなので、評価に値する数値だと思います。
今回の「FunderHut × ChicagoNonProfit.org」のように、地域を支援する団体と更に連携が深まっていくと、さらなるソーシャル・インパクトを広げていけるのでしょう。
今後も注目をしていきたいサービスです。