e-David Robot Painting from eDavid on Vimeo.
ドイツのコンスタンツ大学の研究者によって作られた絵を描くロボット「e-David」。
こちらは精巧な鳥の絵。
温かな人間味のある絵も。
カラフルな絵も描けます。
筆を使うアームは、組立ラインの溶接用のもので、コンピュータもカメラも特別なものを使っているわけではなく、一般的なものを使用しているようです。
こういったアートの世界にもロボットの波が押し寄せてきます。
どこをテクノロジーが補い、どこを人間が行うか?
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今後、仕事は極限的に科学的なもの、また、極限的に人間的なものに別れていくのでしょう。もちろんそれがハイブリッドに組合わさることもあります。
極限的に科学的なものというのは、ビッグデータを使ってあらゆる人間の動向を科学的にウォッチしていくデータサイエンティストという存在があります。
WEB上で人々がどのように行動するのかという詳細を分析し、それに合わせたマーケティングを組むといった仕事です。
また、人々を感動させるという意味においては、より人間的なものが求められるのでしょう。今回の絵に関しても、ロボットによって、印刷とはまたちょっと違う人間味のある絵を描けることは十分に分かります。
しかし、そこに感動というか、感激というかがあるかどうかというところなのでしょう。それは、絵を描いたバックにあるストーリーというところもそうですし、そこに込められる思いなどもそうでしょう。
どこをテクノロジーで補い、どこを人間が行うのか、そんなワークデザインが今後非常に重要です。