2Dを3Dに変換する技術の進化もスピーディーに進んでいます。
こちらの動画は、ディズニーリサーチが開発した2D写真から3Dモデルを作り上げるプログラム。
Scene Reconstruction from High Spatio-Angular Resolution Light Fields
興味深いのは、非常に高解像度だというところと、必要だと思われる3Dデータを認識し、効率的に保存してくれるアルゴリズムを採用しているところ。
風景等、3Dデータ化が必要でないところも必ずあります。これらの処理をもし人間が行おうとすると、細かい作業になりとても手間なのです。
作られた3Dデータは映画、テレビ、ゲーム等で利用されることはもちろん、3Dプリンタで印刷できるようにもなっているとのこと。今後も追いたい技術です。
スマホで撮った4枚の写真で3Dフィギュアを作成
日本でも、3D写真館が続々と登場してきています。FOTFIGは、京都市内にある写真からフィギュアを3Dプリント会社。
多くはArtecのスキャナーで3Dスキャンする手間が入るのが普通ですが、こちらは写真のみで全身の3Dフィギュアができます。
スマホで撮った前後左右の4枚の写真を送ると3Dデータに加工をしてくれ、3Dプリントして送ってくれます。
価格はこんな感じ。
3Dデータ作成+3Dプリント フィギュア150mm以内→39800円
3Dデータ作成+3Dプリント フィギュア200mm以内→49800円
3Dデータ作成+3Dプリント フィギュア250mm以内→64800円
一般普及するには、まだ高いと感じていますが、2Dデータをより簡単に精度が高く3Dにしてくれる技術の進歩が進めば、かなり価格も落ちてくることでしょう。
結局は、完璧な3Dデータを作り込むまでの作業(人件費)が大変なのです。
今後の2Dを3Dにする技術の発展に期待です。