クラウドファンディングに関しての興味深いデータ。
In Crowdfunding, Momentum is King
こちらのグラフ、縦軸はクラウドファンディングの成功率。そして横軸は、自分の知り合いのネットワークによって資金のどれだけを集められるかを示したパーセンテージ。
ここでは、「30%ルール」が示されています。つまり、自分の知り合いやソーシャルメディアのネットワーク上で、クラウドファンディングの目標資金の30%を集めることができれば、そのクラウドファンディングプロジェクトは成功する可能性は高い(90%以上)ということです。
できる限り知り合いや自分のネットワークを通じて、目標金額の30%を調達しましょう!ということですね。
一方で、こういう話をすると、どうしてもマーケティングや営業中心思考に陥りがちですが、もっと言えば、自分たちのネットワークに流しても、30%の資金が集まってしまうだけのプロジェクトを立ち上げることが何よりも大切だということでしょう。
「どうやるか?」(マーケティング思考)よりも「何をやるか?」(プロジェクト自体)の方が大切な時代です。
そして、自分のネットワークに流して、評価が得られなければ、それは世に出しても、評価を得るには中々難しいということです。
いずれにせよ、この30%という数字は参考になりますね。
ちょっと驚いたKickstarter的なソニーの新商品
まだ正式発表はされていませんが、ちょっとビックリしたソニーの噂の新商品。
スマホに無線で接続することができるファインダーとモニターなしのレンズカメラ「DSC-QX10」「DSC-QX100」。いわゆるモニター部分をスマホの画面で大体できてしまうという製品です。
こ、これは新しい…。実際発売されたら、話題になることを間違いないですね。
そして、この商品を見た瞬間「Kickstarter的だな〜」と感じたのは、私だけではないでしょう。「今まで見たことがなく、でもあったら欲しい!」と思わせる未来的な商品がクラウドファンディング最大手Kickstarterには並びます。
きっと、昔のソニーはそういうところが多々あったのでしょうが、今はなりを潜めています。
が、このような製品が登場し、再びソニーらしさを見せてもらえる日が来るのでしょうか。
なんと言うか…クラウドファンディングが大手の新製品の方向性も決めていく世界へと突入してきたように感じています。