おおお〜。これは素晴らしいアイデア商品。切った野菜やフルーツを簡単に新鮮に保存する「Food Huggers」
通常、フルーツにしても包丁などで切ると切り口は酸化して汚くなってしまいます。ラップやビニールの袋でうまく保存するという手もありますが、ちょっと手間がかかる。
しかし、Food Huggersであれば、こんな感じでスポっとはめるだけ。
大きさもいろいろあり、切り口の大きさに合わせられます。
Kickstarterでは、26,000ドル目標に対して180,000ドル以上の資金が集まっています。
ちなみに価格は19ドル。2013年10月に出荷予定です。詳細動画はこちらから〜。
人間の労働が再び具体性を帯びていく21世紀
こちらは、アイデアをクラウドソーシングや3Dプリンタなどを使って製品化し、販売するQuirkyから発売されている「Verseur 」。
ワインコルクを安全かつ簡単に空けられて、かつ、注ぎ口がついて綺麗にワインをサーブできる製品です。
クラウドファンディング、クラウドソーシング、そして製品のオープン開発プラットフォームの拡大で、世界は確実に変わろうとしています。
今、私たちは、「製品の未来」の入り口にいます。
つまり、画一的な製品が大量に並ぶこれまでの社会から、アイデア光るカラフルな製品が並ぶ社会への以降です。そして、それに合わせてこれまで消費者だった人が、どんどん生産者へと変貌を遂げて行きます。
Quirkyは製品のオープン開発プラットフォームですが、ここに関わった全ての人の名前が、製品パッケージに掲載されます。
産業革命以降、人間の「労働者」という側面は、企業やテクノロジーの影に隠れて、抽象的な存在になっていきました。しかし、今再び、人間の「労働者」という側面が「生産社会」の文脈の中で、具体性を帯びてようとしています。
「人間は機械ではなく、どこまでも人間である。」そんな人々の叫びが、経済社会においても現実化するのが21世紀です。
これからの社会はより素晴らしい。そう、信じてやみません。