モノづくりをして、製品を販売していく際には保証書の問題が出てきます。
こちら「Warrantly」は、デジタルで保証書を提供するための、事業者のためのプラットフォーム。
何かがあった場合は、製品を購入した顧客がネットから連絡をして、修理や交換の手続きをします。
紙の保証書はもらった側も何かと不便ですし、事業者としてもサポートを含め気軽にデジタルで発行できるというのは有り難いですね。ちなみに事業者側にかかる費用は月額29ドル99セントからとお値打ちです。
今後、モノづくりとその販売が広がる際には、このようなバックヤード部分を気軽にアウトソーシングできるサービスが重要性を増していくでしょう。
モノづくりを裏で支えるサービスの拡充に期待
大規模生産から流通、カスタマーサポートまでををまるごと請負ってくれるようなアウトソーシング先は目に付きますが、小規模生産の段階から中規模へと事業を拡大していく際のサポート事業は、まだまだ世界的にも弱いです。
クラウドファンディングで資金を調達できたところの製品を販売するECサイトなど、様々流れは生まれてきていますが、まだまだ支援事業の拡大が必要とされるところです。
部品調達から組み立て、流通などはもちろんですが、製造物責任の問題、カスタマーサポートの問題等の一連の課題を低額で支援してくれるようなサービスが登場すると良いのでしょうね。
モノづくりの民主化を支えるバックヤードサービスの拡充に期待です。