何かと移動の多い今日この頃。ちょっと惹かれたのが、こちらの「Aero-Tray」
Aero-Tray Make the most of your mobile lifestyle
クラウドファンディング大手Kickstarterにて23,667ドル(約230万円)目標でプロジェクト投稿され、38,972ドル(約380万円)を調達しています。
このように、快適な高さにパソコンをセットすることで、飛行機や新幹線、高速バスなどでの移動の時間をより快適な仕事時間にすることができます。
良いのは高さだけでなく、飲み物も置くことができ、更にはパソコンの下にはスマホや手帳などをセットできること。
こんな風に、眠ることもできます。購入してくれた人には、首枕もプレゼントについています(笑)
1個49ドル(約5,000円)。移動の多いビジネスマンには重宝されそうです。
誰もが新商品開発に関わる時代へ
企業には、営業やマーケティングなどのモノを売ることを主要の仕事とする部門と、エンジニアやデザイナーなどモノを作る部門、そしてその流れを滞りなく運営・管理する部門、つまり事務・会計・労務などが存在します。
これまでビジネスは、どちらかと言うとマーケィングや営業の「モノを売る部門」が花形部門でした。しかし、これからは「モノを作る部門」が花形だと認識されていきます。
「どう売るか?」ということよりも、「そもそも何を作るか?」が重要になってきているのが現在です。「何を作るか?」というところでうまくいっていれば、自ずとその情報は拡散し「どう売るか?」にも通じていきます。
そういう意味では、企業は営業やマーケティングチームを、モノを売る部門という認識だけでなく、モノを作る部門であることも認識をしてもらうことが必要です。
例えば、商品開発からクラウドファンディングによるテストマーケティングまでに、仕事時間の3分の1ほど割いてもらう。
そこで、注目を集めた商品は製品化しますし、もしそれがうまくいかなければ、社内でそれをフィードバックし、商品開発やマーケティング上の重要なデータとして取り扱っていくのです。
こんな取り組みを始める企業もそろそろ登場してきてもいいかな、と思っています。
【Social Design Newsから本が出ました】
ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」