これは、今後大きく広がりそう。スマホと自転車のカギを連携させて、位置情報まで追跡できるガジェット「LOCK8」
LOCK8 – the World’s First Smart Bike Lock by LOCK8
Kickstarterにて5万ポンド(約815万円)目標にプロジェクト投稿されていますが、残り6日を残しながら資金調達に成功しています。
使い方はシンプル。自転車を止める時、Lock8にワイヤーをかけて、
スマホ経由で、ロックをかけるだけ。離れたら自動ロックがかかるように設定もできる模様。
異常を感知すると、大きな警報音がなり、持ち主のスマホに警告を発信。また、万が一盗難されても位置情報機能でどこに自転車が放置されているかを確認することもできます。
これは、都会に住んでいて自転車を乗る機会の多い人には、かなり支持されそう。
気になる価格は89ポンド(約1万4000円)から。もう少し安くなるといいのでしょうが、今後、スタンダードになっていくにおいがぷんぷんするツールです。
ポスト近代化社会のインフラが整備されていく…
photo credit: Rufus Gefangenen via photopin cc
昔から言われているモノのインターネット。あらゆるモノがインターネットにつながり双方向に情報をやり取りする社会。
スマートフォンの普及と来年から始まるウェアラブル時代にまさに現実のものとなっていきます。
今回のLock8も単体で見れば「スマホと連携した新しいガジェットが登場した!」というくらいにしか見えないかもしれませんが、このようなツールが無数に社会的に広がっていった時には、まさに「文明的な変化」であることを痛感するのでしょう。
まさに、新しいインフラが今、再構築され始めているということです。これらは単純に「便利になる」という域を超えて、生活自体を変えていきます。
具体的な行動レベルで言えば、例えば「やらなくても良いこと」が増えるということは、「何をやるべきか?」という問いへの答えも変わるからです。
ポスト近代社会のインフラが整備されていく中で、「私たちは何をやるべきか?」それこそが問題です。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」