これは目をひくアイテム。木製のインテリア好きにはたまらないiPhone用の木のアンプ「Decaphone」。
19世紀の蓄音機デザインからインスピレーションを得たというこのグッズはEtsyにて約3万7千円で販売されています。
ブナ科植物を材料とする「オーク材」を利用。ブラックもあります。
置いておくだけでちょっとしたインテリアにも。
もちろん、大量生産している商品ではなく、注文を受けてからハンドメイドで作る製品です。これはアイデアですね〜。
アイデアの時代の本番
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これまでの時代も、アイデアは大事だ!と言われてきました。
より良いアイデアの出し方、作り方などなど、Amazonで検索するとアイデアに関する書籍はたくさん出てきます。
しかし、これらのアイデアを実現できる機会は、これまではあまりにも少なかったわけです。
会社でアイデアを出したとしても、すぐに握りつぶされてしまう…。自分で考え実行しようと思ったアイデアも、資金的にも時間的にも難しい…。そんなことばかりではないでしょうか。
よって目には見えませんが、この社会には「アイデアの屍」が、ありとあらゆるところに無数に存在していたのです。
しかし、このアイデアを実行する壁はあまりにも低くなりました。そんな中、真の意味でアイデアが生きる時代がこれからです。
例えば、Decaphoneのような木製のアイテムを作りたい!と思ったとしましょう。
それをデザインし、設計し、作れるところを探して、見積もりをとってみる。良さそうなら実際に1つプロトタイプを作ってみる。
実際商品として販売していくかは別としても、そこまでの壁は恐ろしいほどに低くなっています。
「アイデアの時代」は、これからが本番です。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」