ウェアラブル元年となる2014年。世界を変えるデバイスをまとめてご紹介。
【メガネ】
やっぱり最初はGoogle Glass。驚くようなアプリが続々と登場し、話題をさらってくれることでしょう。
ARスマートメガネ「SpaceGlasses」。21世紀のコンピューターを再定義するデバイスです。
【参考】
近未来のコンピューター!?ARスマートメガネ「SpaceGlasses」
こちらは日本発の「Telepathy」。日本勢にも頑張って欲しい。
ちなみに、コンタクトレンズ型のウェアラブルコンピューターの研究も着々と進んでいます。
【腕輪】
筋肉の電気信号と連携をする「MYO」。革新的な製品であるにもかかわらず、値段も149ドルとお手頃価格。
【指輪】
日本発の指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」。こちらのコンセプト動画は、日本中、世界中を熱狂させました。
【参考】
日本発の指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」がすごい!
【時計】
何と言っても、アップルから発売が推測されるている「iWatch」は要注目。世界中の期待が高まり、様々なデザイン予測が飛び出してきています。
http://www.yankodesign.com/2013/07/26/love-this-iwatch/
さて、皆さんはどのデバイスが好みですか?2014年は、これらの製品の使用感について書かれた記事が、ネットを大いに賑わすことでしょう。
PCからスマホ…そして「ウェアラブル」へ
photo credit: IthacaBarbie via photopin cc
パーソナルコンピューターの発明と普及により、人間の行動は大きく変わりました。手書きのものがことごとくタイピングになり、ショッピングはインターネットになりました。
そして、次に来たのはスマホによる大革命。大きかったことは、これまで持ち歩かなければならなかった道具がスマホたった1つとなったこと。携帯電話にコンピューター、音楽プレイヤーに書籍までもがスマホ1つで携帯できるようになったのです。
そして、これらのウェアラブルデバイスは何を変えるのか?
スマホで数秒かかっていた動作が、限りなくゼロに近づき、コンピューターがいよいよ身体と同一化していきます。この数秒のインパクトは非常に大きく、生活スタイルを変え、仕事のやり方も大きく変えていきます。
分かりやすい例を1つ言えば、再び「買い物」導線は変わり、それに応じて「マーケティング」も変わるのです。
そして、「同一化」という意味で、これまでとちょっと違うのは「人間存在」についても議論が巻き起こること。
ビジネスという粗い領域だけでなく、教育や文化、哲学にいたる繊細な領域まで、その影響力は広がっていくことでしょう。
いずれにせよ、再び人類は、これまでに経験のない重要なポイントに差し掛かってきています。
【Social Design Newsから本が出ました】
ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」