Tactus Demo CES 2013 from Tactus on Vimeo.
大画面のスマホやタブレットPC、そしてパソコンが薄型になっていく中で、これは必須のテクノロジーでしょう。
Tactus Technology社が開発したマイクロ流体技術を使ったプロダクト。タッチスクリーン上に、ほんとうに「ボタン」を生成してくれます。
このように何もない通常のディスプレイなのに…
ボタンが浮き出てきます。
もちろん手に感触がありますよ。
ボタンは瞬時に現れ、必要なくなれば瞬時に消えます。配列などは自由に変化させることができ、ゲームパッドのようなものまで表示できてしまいます。
ファーストプロダクトは今年2014年秋に、iPad mini用の保護ケースとして登場してくる模様。また大きな話題を呼びそうですね。
Tactus Concepts CES 2014 from Tactus on Vimeo.
情報革命が時空間をゼロにする
PHOTO: shopping button from Shutterstock
信じられないかもしれませんが、これから数年後には、スマホやタブレット画面から服の生地や家具の材質をチェックして商品を購入することができるということです。
消費税率が上がり小売店の苦境が取り上げられつつある中で、オムニチャネルというワードが広がりつつあります。一言で言えば、リアル店舗であろうと、ネットであろうと、どこで購入する場合もそれを意識させないで購入させるシステムのこと。
今はまだ、立ち寄った店舗での在庫がなくても、他の店舗と連携してその場ですぐに自宅に商品を配送するといったテクノロジーのことを言います。
しかし、今後はご紹介したTactusのテクノロジーが更に進化をし、リアルとネットの境は益々なくなっていくのでしょう。ディスプレイ上でモノを触ることができれば、買い物という文化を大きく変容させることでしょう。
インターネットは時空間を限りなくゼロに近づけていきます。
【参考】
・IBMの未来予測。今後5年間で私たちの生活を一変させる5つのイノベーション
※クラウドワークスさんの2周年記念イベントで行った基調講演が東洋経済ONLINEで記事になっています。ご興味のある方はご確認ください。
「働き方イノベーション8つのパラダイムシフト」