NPOやソーシャル・ビジネスと金融資本主義における利益最大化
企業は、常にお互いを補い合う関係性がありました。もっと言うと
利便性と楽しさの追求の結果あらわれてきた問題をNPOやソーシャル・
ビジネスが補っていくという傾向があります。
例えば、食品流通業、飲食事業の発展とセカンド・
ハーベストジャパンの関係性。
【セカンドハーベストジャパン】
http://www.2hj.org/index.php/jpn_home
飲食事業の効率化、食品の効率流通が進むに当たって、
東京では毎日6,000トンもの食糧が捨てられています。
一方、日本には毎日必要な食べ物を手に入れることのでき
ない、「フードセキュリティ(食糧確保)」が欠けている
状況の方々が少なくとも65万人はいるとされています。
セカンドハーベストジャパンは下記の図のように、食品
製造業者やレストランや小売店と養護施設の子供達や
路上生活を余儀なくされている方々へ提供をしています。
これからは、この補い合うスピードが益々はやくなります。
時には、企業がNPOを自分で立ち上げてしまったり、NPOが
自ら株式会社を立ち上げたりということも日本のトレンドと
して認識されるタイミングもあるでしょう。
また、株式会社を立ち上げるにあたって、役員賞与なし、
株主への配当なしを定款上明記している「非営利型株式会社」
も選択肢として出てくるでしょう。
この非営利型株式会社では、出資者は、出資金に対して配当を
お金で得ることができませんが、「社会の安全と安心、世界の平和
が配当」ということに同意して社会貢献として出資していること
になります。
さらに「非営利型株式会社」に興味のある方はこちらの書籍をどうぞ。
ちよだプラットフォームスクウェアさんは、セミナーやら
勉強会やらで私もよく伺っています。