素晴らしい!こういうサイトは、どんどん広がって欲しいところです。
こちらは、機械設計やそのアイデアを皆で共有するコミュニティーサイト「OpenBuilds」。
3Dプリンタやレーザーカッター、CNCルータなど、主にデスクトップファブリケーションに関係する機器とそのデザインがオープンにされています。
設計ファイルや組み立て方、部品リストなどが共有され、それに関してのレビュー、そしてディスカッションもできる仕組みになっています。2013年12月に正式リリースされたばかりですが、今後の発展に期待です。
また、キャッシュポイントは、部品の販売。これらの機器を組み立てるために必要な部品をネット販売しています。また、寄付も受け付けているようですね。
日本にも近い将来立ち上がってくるであろうサービスです。
2014年は新しい働き方にチャレンジすべき年
photo credit: mendhak via photopin cc
年末からずっと心に引っかかっていたものは、こちらの20代のワーキングプア率の推移を表す地図。ワーキングプアとは、働いても自分の生活を成り立たせることのできない状態のこと。
黒い都道府県は40%以上、グレーの都道府県も30%以上の比率です。20代で働いても自分の生活を成り立たせることのできないワーキングプアの比率がこれほどまでに高まっています。
じゃあ、これが2015年、2020年に改善されていくのか?オリンピック需要で?本当に?
むしろこの割合が更に増えていくと考える方が普通でしょう。
そして、これは20代の若手だけの問題かというともはやそうではありません。もはや誰もが明日は我が身である。その感覚の方がまともでしょう。
さあ今年は、パラレルキャリアを通じて新しい働き方にチャレンジする年。ご紹介したOpenBuilds含め、新たな働き方をサポートするインフラはどんどん整っていっています。
これまでの正規雇用、非正規雇用などの統計にのることのない「仕事」(&志事)へのチャレンジを押し進めていきましょう。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」