写真や動画のクラウドソーシングサイト「Scoopshot」が順調に拡大しています。
新聞社や出版社が記事用の写真を調達したり、企業などがマーケティング用の画像を調達する時に重宝されています。方法は、いたって簡単。指定した写真を投稿してもらうプロジェクトを立ち上げ、後はカメラ、スマホで撮影された画像が投稿されてくるのを待つだけ。
例えば、「Heineken」の入った写真のプロジェクト。
こちらの写真には撮影者が10ドル(約千円)ほどの価格をつけており、実際に購入されています。良い写真ですね〜ハングライダー中の写真。タダでは遊ばないぞ!という気合いがにじみ出ています(笑)FacebookやTwitterに投稿するような写真を気軽に販売していくことができます。
「あなたのフライト時の最高の瞬間」というプロジェクトには、次のような写真が投稿されています。
この写真もいいですね〜まさに奇跡の一瞬。14.07ドル(約1,400円)ほどの価格がつけられ購入されています。こういった仕組みが広がっていくと「ただでは出張、旅行はしない。」という人も増えていきそうですね。
写真、画像の調達も今後はこのような流れになっていくのでしょう。ニュースメディアや大手企業のイメージ画像調達というのはもちろん、中小企業、またECショップにとってもこの方法は着実に広がっていきそうです。
パラレルにちょっとずつ稼ぐという流れ
クラウドソーシングだけではなく、自宅にあるものをちょこっと貸し出して、収入につなげるという動きも活発になってきています。
3Dプリンタの共有ネットワーク「3D HUBS」も着実に広がりを見せており、3Dプリンタ所有者のちょっとしたお小遣い稼ぎの場にもなっています。
こちらは3Dプリンタを利用したい人と3Dプリンタを持っている人をつなげるというシンプルなサービスで、手数料は15%。3Dプリンタを持っている人が受け取る平均利益は4,200円ほどらしいです。決してばかにならない金額ですね。
今後は、よし!は気合いをいれてやるぞ!という仕事だけでなく、生活するように、Facebook用の写真を撮るようにお金を稼ぐ、なんてことが普通になっていきます。
21世紀は再び、”生きるように働く”時代へと向かっています。