座って行う仕事が増えていく社会。しかし、一日中座り続けて仕事をするのは健康に悪い。だからと言って、スタンディングデスクで一日中立って仕事っていうのもどうなんだろう?
そう思う人に朗報です。こちらは人間工学に基づいて作られ、座ると立つのバランスをベストに整えた椅子「Focal」
猫背にならない背中、また、腹筋と背筋の筋肉バランスを平行に保ち、カラダをベストな状態にして高い集中力を維持しながら仕事をすることができます。
こういう椅子は、毎日使うものですし、1日1日の集中力の違い、またそれに伴う仕事の出来は1年も積み重なれば衝撃的に大きくなるもの。これは投資してもいいでしょう!と思うのですが、玉にきずなのが689ドル(約6万9,000円)というちょっと高価な価格。
もちょっと安くしてもらえると嬉しいですね〜オフィス全体に導入したい!という会社もあるでしょうし。
座り続けるリスクの数々
PHOTO: businessman sitting from Shutterstock
今後ロボットの普及によって、人間は益々肉体労働から解放されていきます。
よって、デスクワークというのは益々増えていくわけですが、結果的に椅子に座る時間が伸びて、健康を害していくという悪循環に陥りつつあります。それに対して、世界中の研究機関が警鈴を鳴らし始めています。例えば、こんな研究結果が。
・座って2時間で善玉コレステロールが2割も減る
・足の筋肉を動かさない時間が長いとホルモン分泌に悪影響を及ぼす
・心臓への悪影響を及ぼし、心臓病の確率を2倍に高める
・1日6時間座る人は、1日に3時間しか座らない人に比べて15年以内に死ぬ確率が40%増える
・これらの様々な影響により、座る時間が長いと寿命は短くなる
デスクワークや座って行う仕事の多い自分としても、対策をせねばと思う昨今です。個人的には、デスクワークの合間にちょこっと農業をやって、それでまたデスクに座るなんてスタイルが一番健康にいいのかな、と思ったりもしています。
今後様々なライフスタイル、ワークスタイルを送る人達が増える中、”座り続けるリスク”に対して有効な手段が多く提案されてくることを願っています。