おお〜これは広がって欲しい方向性。
こちらは、ウェブやアプリ経由で誰もが簡単に3Dプリンタを操作することができる「PrintToPeer」。現在indiegogoで資金調達中です。
スライサーソフトでデータを変換したり、細かな設定をする必要なく3Dプリンタを利用できるようになります。3Dプリンタの起動を最も簡単にするオペレーションシステムを構築し、APIは一般に公開されていきます。
使い方は簡単で3DプリンタにPrintToPeerのラズベリーパイを接続するだけ。3Dプリンタを皆で操作、共有することが簡単になり、3Dプリントが終わったら、それをスマホに通知してくれたりもします。
3Dプリンタを利用したい人と3Dプリンタを持っている人をつなげる3D HUBSとも連携をしていくようですね。だれもがいつでも簡単にデジタル製造機器を利用できる社会へとじわじわ進んでいきます。
共有経済がメイカーズ革命を後押しする
21世紀のものづくりは、共有経済が下地になります。
3D HUBSには3Dプリンタを利用したい人と3Dプリンタを持っている人をつなげるというシンプルなサービスで、手数料は15%ほど。3Dプリンタを持っている人が受け取る平均利益は4,200円ほどのようです。
現在3DHUBSには、東京の3Dプリンタが5台ほどの登録されています。STLファイルをアップロードし、見積もりを取得し、それから3Dプリントをするという流れです。
この仕組みは、今後、3Dプリンタだけでなく、スキャナー、レーザーカッター、CNCフライス盤、などなど様々な機器で利用されていくことになるでしょう。
あらゆるものがシェアされていくこの共有経済圏は、メイカーズ革命を着実に後押しします。