新しい外食のカタチが広がりつつあります。
こちらは食事を作ってシェアする人と、その食事を食べたい人をマッチングする「Feastly」。
食事を登録している人は、一般の人からプロのまでそれぞれ。イタリアンからフランス料理、中華料理などなどあらゆる種類の美味しそうな料理が登録されています。
また、気軽なお茶程度のものから本格的なコース料理まで様々なスタイルがありますね。
そして、食事の場所や時間、その長さ、座席のスタイル、アルコールポリシーなどが登録されています。
価格は無料から150ドル(約1万5,000円)まで。平均価格は35ドル(約3,500円)ほどとなるよう。
まさにソーシャルダイニングプラットフォーム。国によって規制の議論がありつつも、今後、外食の新しいカタチとして、世界に広がっていきそうです。
使用価値にアクセスする社会
PHOTO: working with virtual screen from Shutterstock
これから私たちは、「所有」は単なる手段であったことに明確に気づきます。
所有は、常に自らが食べていくこと、生活することに直結していました。農業革命が起こり、食べていくことに必要であったから、土地を所有しました。産業革命移行、生活するために必要であったから、会社を所有し、家を所有し、車を所有しました。
しかし、情報革命により、使用価値へアクセスだけで、わざわざ所有までしなくてもいいことに私たちは気づき始めました。環境配慮や自己顕示欲をひけらかさないという点からも、そっちの方がかっこいいと認識されるようになるのです。
人類がスマホやアプリによって手にする世界は、所有という概念を薄めていく世界です。ウェアラブルでバイスの普及によって、それはより明確に見えてくることでしょう。
21世紀は、共有資産にアクセスすることによって、使用価値を受け取る社会です。