欲求に直結するウェアラブルデバイスが、”購入の未来”を変更します。
ebayからGoogle Glass用のショッピングアプリ「RedLaser」が登場。Google Glassで商品のバーコードを読み取ったり、音声で欲しいものを検索し、どのモールでいくらで売られているかということも横断検索でき、ベストな製品を提示してくれます。
またオンライン上だけでなく、近くではどこのショップで購入できるか?も分かり、お店の地図を表示して、そこまで案内もしてくれます。
両手がほぼ空いた状態で、ショッピングを行える便利さから、今後多くの人が採用していきそう。1つのイメージは以下の動画のようなものですね。なくなった牛乳をGoogle Glass経由で購入しています。
ショッピングにおける導線の再設計が必要となる
家の中での買い物をサポートしてくれるデバイス「Amazon Dash」が話題になりましたが、やはりウェアラブルデバイスを通して購入というのが、これからの王道でしょう。
【参考】
・買い物の新しいカタチ。家庭内で利用する無料のショッピングデバイス「Amazon Dash」
先日Google Glass開発チームの中心者であったBabak Parviz氏が、Googleを退社しAmazonに移りました。スマホを出したばかりのAmazonですが、メガネ型デバイスなどのウェアラブル分野においても、重要な一手を狙っています。
そして、これからあらゆる分野における「購入導線」の再設計が求められるようになります。
オンラインでの購入やお店に行くまで経路をサポートすること、また、音声やテキストチャットによる問い合わせの対応、これらは全てウェアラブルデバイス経由で行われることをイメージし、設計する必要が出てくるわけです。
PCやスマホの登場に匹敵するか、それ以上に大きな変化となりそうですので、これからも注目が必要です。