感情検出アプリの話題がじわじわと出てきていますね。
ドイツのフラウンホーファー研究所が、Google Glassの感情認識アプリを開発しました。
性別、年齢の予測が可能。「年齢予測の検出は嫌だ〜!」と思う人、多そうです(笑)
リアルタイムで感情を識別し、喜んでいる、怒っている、嬉しい、驚きと、そのパラメーターが瞬間的に表示されています。
ちなみに、こういった感情検出は、結局のところ「なんのために利用するか?」という目的が大事になるわけですが、このアプリは、自閉症の人のためのコミュニケーション補助のために利用できます。
更に、仕事上での利用も、様々検討されていきそうな予感。接客の際、対面顧客の感情がデータベース化され、誰が接客の際、笑顔を獲得しているか、なんてことも分かっていきそうですね。
ホスピタリティ系業務にも導入されていきそう
PHOTO: Profile shot of attractive executives from Shutterstock
今後は、サービス系、ホスピタリティー系の仕事にもGoogle Glassアプリは導入されていきそうです。
顔認識をして、お客様情報を瞬時に出す。カスタマーサポートに電話をすると、「以前の履歴を参照しますので、お名前、ご住所をお教えいただけますか?」なんてやり取りした経験がある人は多いはず。
これをリアル、つまり対面で行おうと思った場合、時間がかかりすぎるし、基本的なホスピタリティー精神から考えてもありえません。スマホを取り出して、お客様の情報を確認して…なんて手間を取らせるわけにはいきませんからね。
しかし、Google Glassのようなもので、瞬時にお客様の情報を取得し、誰もが、そのお客様の旧知の知り合いのようにサービスできたらどうでしょう。
その顧客の過去の利用履歴、好みや嫌いなものなど様々な表示が出てきて、瞬時に顧客のための最高のキャストに変身する。プライバシーの問題や使いこなし方など、細かな問題はあるにせよ、導入しようとする会社は出てきそうですね。
医療や倉庫業務、警察や消防などの仕事以外にも、仕事における利用用途はアプリによってどんどん増えていきそうです。