落ち着いた時間が過ごせる空間を短時間予約できる「Breather」が650万ドル(約6億5,000万円)を調達しましたよ。
こちらのサービス、一言で言えば、近場にある”リラックススペース”、”集中できるオフィススペース”を借りたい人と貸したい企業や人をマッチングするサービスです。
こちらはサンフランシスコのサウススペースにある部屋。
同じくこちらはモンゴメリーにある部屋です。確かにリラックスして作業をしたり、会議にも良さそうですね。
スペースは最短30分から借りることが可能。例えば、1時間20ドル(約2,000円)程度で借りれるスペースがあります。もちろん、無料のWifi完備。カフェのようにコーヒーやお茶を注文する必要はありません。
チェックイン、チェックアウトをスマホアプリで行います。その際には、配布されるコードが必要になります。
今のところ、個人の家やマンションを受け入れることはしていないようですね。優雅に過ごせるオフィススペースを短期間レンタルするというイメージでしょうか。日本においても都市部では、需要はありそうですね。
共有経済で税金をとるということ
ついに、サンフランシスコでもAirbnbで部屋を提供するホストから税金を14%を取るようになりましたね。
Collecting and Remitting Taxes in San Francisco
これまでの手数料にプラスして、税金を払うようになるためホストに入る利益は少なくなります。が、一方で、各地域が共有経済を広く認めていくということにつながりますから、益々、この経済圏の利用者は増えていくことでしょう。
規制の問題や税の問題などを乗り越え、新たに導入されていく事例は、日本においても今後の良い参考事例となります。いずれにしても、注目をしていきたい動きです。
【参考】
・Airbnbの日本法人設立、求人も開始。空き部屋宿泊の環境貢献度について