地方居住者がクルマを所有しなくてもいい未来へ。通勤のための自動車相乗りサービス「Hovee」

[2014/11/14]
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日々の生活、仕事の中で、自動車に最も長く乗っている時間が、通勤時間という人は多いだろう。特に、地方に住んでいれば、”通勤のための自動車”を所有することは、住む場所と同じくらい重要な要素となる。

都会と田舎の生活費を考えた時、”都会の住宅費の高さ”と”自動車所有の経費”はいつも天秤にかけられる。結果、「あぁ、住宅費が安くなっても、自動車を所有しなければならない費用で相殺されるから、田舎に引っ越すメリットは小さくなる」と、都市での生活を続けている人は少なくないだろう。

そんな時に、重宝するサービスが「Hovee」だ。通勤専用の相乗りサービスで、アプリで簡単に予約することができる。

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いわゆるUberやLyftを通勤専用にしたわけだが、この戦略は、今後高い優位性を持つ可能性がある。私も田舎出身なので、よく分かるが、朝の通勤の際に走っているクルマのほとんどが、”一人だけ乗車”だ。

しかし、もしここに3人プラスして乗車させることができれば、それぞれの通勤コストを大幅に削減することができる。どこに何時に迎えに行き、どこで降ろせばいいかも、このように全てアプリ上で管理できる。

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Hoveeのようなサービスによって、地方におけるクルマ所有の絶対性が削減されていけば、よりIターン、Uターンの選択肢も広がっていくことだろう。

現在は、サンフランシスコのみでサービス提供されているが、今後大きく広がる可能性がある。

共有の波は、環境の叫びを汲み取る

shutterstock_159744203PHOTO: Terraced rice fields from Shutterstock

人間は、今ここに、たった一人で立っている。どんなにたくさんの人の中に埋もれていたとしても、肉体はもとより、意識は常に独立して存在し続ける。

その単独の人間は、他人の心の中に、直接的に入り込むことはできない。しかし、自身の脳内ネットワークと全神経を研ぎすますことで、相手の心を推し量ることはできる。完全に知ることはできないにしても、どこまで推し量って、その人の心を感じることができるのか。その深さが、人間の成熟と直結しているのは明らかだ。容易には目に見えないものを、推し量って見る目こそが、成熟した人間の瞳の本質なのだろう。

さて、そういった意味でも、目に見えにくい地球という環境の叫びは、人類に成熟を問うてきた。しかし、現実として、”目に見えない段階”はとうに過ぎ去ってしまった。

もはや異常気象は、人間が目をそらしたくなるほどの状況である。そして、地球温暖化の波は、目の前の温度計と、天気予報で示される最高気温によって、状況を端的に私たちに突きつけている。

さて、このような状況に確実なるインパクトを与える動きこそが、この”共有の波”だ。今まで1人しか乗っていなかったクルマに合計4人乗ることができれば、単純計算で、CO2の輩出は4分の1程度に削減できる。考え方としては、シンプルであるが、これほど影響を明確に推し量れるものも少ない。

いずれにせよ、私たちの生活は、”消費の増加”という単純概念を超えたところで昇華、成熟させていかなればならない時に来ている。

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