旅行者が、その地域の知る人ぞ知るロケーションを発見する。そのためのサービスが、百花繚乱だ。
以前記事にした「Detour」は、位置情報と音声ガイド、また画像によってツアーガイドをするアプリだが、やはり反響は大きかった。対応する街でアプリを起動すると、利用者の行動に合わせツアー情報を音声や画像で流してくれるというものだ。
【参考】
・誰もがツアーコンテンツを作成・提供することのできるリアルタイム観光ガイドアプリ「Detour」
さて、この度リリース間近なのが、「Kate’s Goodness」というアプリ。
地元の人や旅行者が、写真とともに500字以内のテキストを載せて、おススメの場所を記事として掲載する。地域のおススメスポットが分かる食べログのようなものと言ったら分かりやすいだろう。利用者やそのスポットに行った人が、記事に対する評価も行っていく流れだ。
地元の人というのは、地域の著名なスポットには行かないことも多い。とある友人は、京都に生まれ育ち今も住んでいるのだが、未だに、清水寺も金閣寺も行った事がないという(笑)しかし、そんな地元に厳しい人がよく行くおススメするスポットを、気軽に見つけることができる。
また、興味深いのは、Kate’s Goodnessは、そのスポットの評価等によって、ライターに「Goodness Gold」という通貨を配布していく。そして、このポイントをやり取りするためのマーケットも作っていく模様。
Detourは、コンテンツ制作を誰もができるようにし、そのツアーを販売できるようにしていくようだが、これまでにない新たな旅行マーケットが、誕生していきそうだ。