お客の流れを見極める。ドライバーの収益に直結するそんな情報は、これまで長年のドライバー歴があってのことであった。
しかし、ビッグデータの利用は民主化されつつあり、素人ドライバーでさえも、お客の流れを見極められるようになっていく。
「Zetta Driver」は、空港におけるタクシーの乗客情報をUberやLyftを利用するドライバーに提供してくれる。飛行機の発着本数、空港を利用するお客様の数から、乗客の予測情報をドライバーに教えてくれるわけだ。
利用方法はシンプルで、スマホやタブレットPCなどからZetta Driverサインアップ。空港を選択、すると空港が混雑し、乗客がうまく拾えるタイミングをアラームで知らせてくれる。
人が多いところは、当然、どのドライバーも狙っている。よって、空港に向かったはいいが、結局たくさんのタクシーが並んでおり、長い間停車して待たなければならないといった不都合も生じる。
更には、待っている間に客足が途絶えるということも…。そんなドライバーにとっての悲劇に終止符を打つ。
ちなみに、利用料金は、月額4.99ドル。この金額に見合うだけの効果がなければ、5日間のトライアルで即辞めればいいだけだ。
UberやLyftを利用する素人ドライバーが、玄人もビックリの客足情報を取得しながら、働くようになる。
【クエスチョン】
・新しい働き方を支援するための、ビッグデータを利用したサービスを議論してみよう!