以前、ロンドンの寿司レストラン「YO! Sushi」が、食事をドローンで運ぶ実験をしている件をご紹介した。
【参考】
・世界初!イギリスの寿司レストランで利用される空を飛ぶウェイター「iTary」
そして、ついにシンガポールにて、ドローンウェイターが本格的に動き始めた。
Singapore restaurant shows off autonomous drone waiters
シンガポールのスタートアップが開発した「Infinium Serve」は、飲食店の運営のために開発されたドローン。センサーで人やモノを避けながら、重さ2kgまでの料理を運ぶことができる。
上の写真からも分かるが、現時点では、直接ドローンが各お客さんのテーブルに飛ぶわけではない。人間のウェイターの移動距離を少なくするために、近くの発着テーブルまで料理を運ぶというスタイルを取っている。
しかし、今後の進化の中で、より高度な利用方法が生まれてくることだろう。例えば、ドローンウェイターは、顧客にとっても様々なメリットがありそうだ。
・フロアを人が歩き回る粗雑さが減少し、食事やコミュニケーションに集中できる
・いらない食器は、ボタンを押して、ドローンに持って行ってもらえる
・スタッフは最小人数で運営できるため、食事の価格が安くなる可能性がある
どこかの飲食チェーン店が、導入を始めれば、一気にティッピングポイントを超えて広がる可能性がある。いずれにせよ、ドローンウェイター、ロボットウェイターは、遠くない将来、私たちの日常に浸透する可能性が高い。
【クエスチョン】
・安いドローンを購入し、実際に、ドローンを飛ばす体験をしてみよう!