できる限りオフィスや自宅をシンプルに。誰もが望んでやまない現代の欲求である。
安くて面白いガジェットはいいのだが、”置き場”という問題は、いつも心にひっかかる。3Dプリンタ1つをとってもそうだろう。
これからのガジェットは、「置き場にこまらない」ということが重要な条件になる。
例えば、プロジェクターという機材。機材という言葉が自然に出てきてしまうほどに、その利用は身軽ではない。重さもあるし、準備やセットも大変…。こんなイメージを持っている人は少なくないはず。
しかし、もし、そのプロジェクターが日常使うライトと融合され、ネット接続されて、簡単利用できるようになったら?ご紹介する「Beam」は、ライトのソケットであると同時にスマートプロジェクターになるガジェットだ。
打ち合わせの時は、こんな風にデスクに画面を表示させることができる。
ライトを取り外して、横におけば、通常のプロジェクターのように壁の側面に画面を映すとができる。もちろん、操作はスマホやタブレットPCで可能だ。
また、自宅でプロジェクター!という選択肢も生まれる。キッチンにBeamをセットすれば、料理をしながら動画コンテンツを観ることもできる。
また寝室でもこんな具合に利用することができる。
Beamは、プロジェクターの存在を身近にし、私たちのライフスタイルをよりスマートにする可能性を持つ。ちなみに、価格はKickstarterにて、1つ369ドルから購入できる。これも世界中から注目されていくであろうコンセプトだろう。
【クエスチョン】
・近未来の生活を思い描いて、日常使っているものにどんな機能が付加されると”面白いか”を考えてみよう!