「その日は、実は友人の誕生日なんです。ちょっとしたサプライズを行いたいので、ご協力いただけますか?」飲食店がよく受ける相談だ。
突然のハッピーバースデーソングと、ろうそくが立ったケーキが現れる。時にお店全体で、ハッピーバースデーソングを歌うこともある。そんな体験をしたことがある人は少なくないはず。
さて、そのような大きなサプライズではなくても、日常的な小さなサプライズを3Dフードプリンタは実現しようとしている。
イギリスの飲食店で、朝食のパンケーキに顔を印刷する取り組みが行われている。
Flippin’ Brilliant! Pancakes don’t get Batter than this!
ぼやっとした顔ではなく、上の写真のように、精緻な顔がパンケーキ上に描かれる。
顧客の顔写真を独自のソフトウェアに入れて、生地で層を形成。焼き色を付けていくと顔が現れる。5分とかからずに作れる手軽さも良い。
3Dフードプリンタが広げる革命は、料理をより広く意義づける。こんなパンケーキが出てきたら、その場のコミュニケーションも弾むに違いない。楽しい食卓をいかにアレンジしていくか。お店の力量は幅広く試されるようになる。
【クエスチョン】
・3Dフードプリンタで作ってもらったら嬉しいものは何かを想像してみよう!