これほどまでに音楽が日常に溢れる社会は歴史上ない。高度情報化社会の中で、真っ先にその影響を受けていったのは、音楽である。
聴き手にとっては、これほど恵まれた時代はないが、一方で音楽を創り、発信するミュージシャンにはまだまだ応援の手が必要だ。私たちが多様で良い音を聴き続けるために重要なのである。
さて、移動するスタジオ「Jam In the Van」は面白い発想で、ミュージシャンを支援している。その名の通り、クルマのバンの中をスタジオとして改装しており、この中でレコーディングやPV撮影などができる。ちなみに、太陽光発電設備も搭載されている。
音楽不況と言われて久しいが、音楽スタジオは限られた場所にしかない。また、レコーディングやPV撮影にはそれなりの費用がかかる。しかし、移動スタジオがクルマで近くまできてくれたなら…。
モバイル化するスタジオは、これまでにない新たなマーケットを生み出すかもしれない。そして、このような新たな移動販売システムは、次世代の働き方として、面白い事例にもなる。
【クエスチョン】
・ミュージシャンを支援するためのこれまでにないサービスを検討してみよう!