クラウドファンディングが世界的に大きく成長を始めています。
こちらは、地元のお店を支援するクラウドファンディングSmallknot
というサービス。
クラウドファンディングによって、遠くの知らない人のプロジェクトを
支援することは可能になってきています。しかし、すぐ近くのあのお店、
あの人を支援するということは、実はなかなか難しかったりします。
それを実現しているのが Smallknotの仕組みです。
支援者は、地元のケーキ屋さん、カフェ、バー、地元のラジオ局などへ
資金を援助する代わりに、お店は商品やサービスを提供します。
お店は、店舗スペースを広げたり、テーブルや椅子や自転車を買うための費用、
WEBサイトを構築するための予算などなどをこのSmallknotを通して調達
しています。
「自分たちの地域は、自分たちで育てる」という文化の構築、そして
そこから生まれるアクティブなコミュニティーは、地域を大きく活性化させ
ていく原動力になるのではないか?と思います。
かつ、更にワクワクするのは、「Next Door」のような「ご近所付き合い
復活」の仕組みと組合わさったら、更にすごいことになるんじゃないかな?
と思います。
地域のコミュニティーが復活する足音はいたるところで聞こえるように
なってきています。
グラウドファンディングであればあるほど「リアル」が大事。
クラウドファンディングで「日本酒の定期購入サービス」を告知した
SAKELIFEさんが次のような記事を書いていました。
クラウドファンディングはユーザとの対話−−SAKELIFEを通じて感じた
クラウドファンディングに必要な3つの考え
3つの考えとは、次のことを言っています。
・プロジェクトの認知は事前に上げておく
・リターンは実利のあるものに
・情報拡散者、支援者としっかり対話すること
本当にこれは非常に重要な点です。結局、私が思うことは、インターネット
で告知したとしても、それは、リアルでのコミュニケーションがしっかりと
できている状態でないと、応援されにくいということをあらわしているのだと
思います。
(最初から知名度のあるものは除きます)
また、一度でもリアルでコミュニケーションの取れている方とは、
ソーシャル・メディアを通した連携が大切です。
また、応援とはいえ、 「応援したい人が本当に欲しいものや
サービス」が理想です。そうでなければ、1回は応援したとしても
それを継続的に続けていただくことは難しいでしょう。
地域のクラウドファンディングと言えども、この原則は適用されて
くると思います。こちらは非常に重要なポイントですね。
是非とも参考にしてみてください。