現時点での都市農業のリアルはどこに存在するのか?
「Wndowfarms」は、その可能性を示してくれている。2列で299.95ドルのプランター、月額21.95ドルで赤ちゃん野菜が届く。その野菜は、届いたらすぐにこのプランターに移し替える。
見ての通り、狭い都市部の部屋に最適化された垂直型プランターであるが、水は自動ポンプ式で、吸い上がる。また、1つ1つは小さなプランターであるが、有機肥料と肥沃な土によって、作物の成長スピードはすごくはやいという。
このようにキッチンやリビングの窓側に設置する。食材を育て食べる楽しみは元より、空間に癒しと清廉さを与え、人と人とのより良きコミュニケーションの媒介にもなってくれる。
ビジネス用としても提供されており、設置すればご覧の通り、センスが良い人達の目が止まる外観へと変身する。学校向けのプランは、今準備中のようだ。
届くハーブは3種類から選択できる。バジルやルッコラ、ローズマリーなどが入ったクラシックプラン、パセルやケールなどが入ったプラン、そして予期しない面白いハーブの入ったプランが用意されている。収穫したハーブは、日々の料理に利用したり、ご近所さんや同僚、友人にプレゼントする。
都市農業は、まだまだ始まったばかりの分野であり、課題は山積みだ。しかし、必ず普及を促進するキラーコンテンツが登場してくるはずだ。それがどのタイミングでどのように登場してくるのかは定かではないが、現時点で起こっているものの中にその萌芽がある可能性は小さくない。
Wndowfarmsの進化に先にそれが存在するのであろうか。今後も注目していきたいところである。
【クエスチョン】
・手間いらずの垂直プランターを利用し野菜を育ててみたい?どんな野菜を育てたい?月額いくらまでだったら払える?気軽に周りと話してみよう!