時代はファーストフードをどの方向へと向かわせるのか?
カナダのマクドナルドが行うキャンペーンが興味深いので、ご紹介したい。
ここは、The Salada Societyというサラダを提供するポップアップショップだ。
サラダを受け取り…
食べてみると…器の底に書かれているマクドナルドのロゴに驚くという仕掛け。お客は、「ここマクドナルドがやっているお店なの!?」とビックリするという流れだ。
サラダを中心に取り扱うマクドナルドの新たな業態が登場したわけではない。あくまでも、新商品であるサラダボールのPRをするためのポップアップショップである。
とはいうものの、マクドナルドが、世界中の人々から信頼を取り戻すためには、まだ努力が必要かもしれない。
さて、大手コンビニエンスストア・セブンイレブンは、トランス脂肪酸を限りなくゼロにしようとしている。そういった取り組みを評価する人達は、益々増えているように思う。
どんなに長年味を守り続ける老舗であっても、提供する商品の微調整・進化を止めることはしない。それは、どんな人気店でも共通する思想である。
時代の声、またその声なき声を聞きながら、自社の長所と粘り強い擦り合わせする中で、その時代におけるお店の存在意義が生まれていく。
マクドナルドがもがききった先に、掴むものは何か?それを今世界が注目している。
【クエスチョン】
・時代の変化に柔軟適応するために、2015年に入ってどんな工夫をした?同僚と話し合ってみよう!