空き家問題はイコールで、その家の庭や駐車場などの空いた土地の問題にも直結する。
もし、そういった土地まで有効活用することができたなら…。そんな思いに焦点を当てているのが、米国の「Hipcamp」だ。一言で言えば、キャンプ版Airbnb。米国の土地の60%は私有地であるという。(日本の私有地は約53%)その土地を、キャンプやバーベキューをする人達に活用してもらうのだ。
土地所有者は、Hipcampに土地を登録をすると250ドルもらうことができる。
ユーザーインターフェイスもAirbnbに近く、口コミなども確認することができる。また、農家などが、新たな収入源としてHipcampに土地を登録しているという。
先日、Airbnbを飲み会の際に利用しているという人に会った。要は、家飲みをAirbnb経由で、地理的に集まりやすい部屋で行うということだ。
キャンプ用の私有地という意味では、同じようなニーズはあるに違いない。遠くまでいかなくても、近隣の解放されている庭でバーベキューができれば嬉しいと思う人は少なくないように思う。
地方創生時代、日本においても重要な視点を与えてくれるサービスではないだろうか。空いた場所を有効活用する世界的なトレンドは、花盛りである。
【クエスチョン】
・キャンプ版Airbnbは日本でも流行る?まわりと話し合ってみよう!